
「予々の意味を調べたけれど、読み方や使い方まで自信がない」と感じていませんか。予々は、日常会話よりも少し改まった場面で見かける言葉です。この記事では、読み方、意味、例文、似た言葉との違いまで、初めての方にもわかりやすく整理して解説します。
予々
英語表記:for some time / for a long time / from before
目次
予々の意味を最初にわかりやすく整理

まずは、予々という言葉の中心にある意味を押さえましょう。読み方を間違えやすい言葉ですが、意味そのものは「以前から」「前々から」と考えると理解しやすくなります。
予々の読み方は「かねがね」
予々は「かねがね」と読みます。「よよ」と読みたくなりますが、一般的な読み方としては「かねがね」です。漢字の「予」には「あらかじめ」「前もって」という意味があり、それを重ねた形で、以前から続いている気持ちや認識を表します。
予々の意味は「以前から思っていたこと」
予々の意味は、単に「昔」という時点を指すのではなく、ある時より前から継続していた考え・希望・認識を表すところに特徴があります。たとえば「予々お会いしたいと思っていました」は、「今日急に思った」のではなく、「以前からずっと会いたいと思っていた」という気持ちを丁寧に伝える表現です。
| 表現 | 意味 | 印象 |
|---|---|---|
| 予々 | 以前から、前々から | 改まった、丁寧 |
| 前から | 過去のある時点から | 日常的 |
| かねてより | 以前から | より格式ばった印象 |
予々の意味が伝わる使い方と例文

予々は、あいさつ、感謝、希望、承知していたことを伝える場面で使いやすい言葉です。ただし、少し硬い響きがあるため、使う相手や場面を選ぶことが大切です。
予々の使い方は改まった場面に合う
予々は、友人同士のくだけた会話よりも、目上の人や取引先、初対面の相手に対して使うと自然です。特に「予々お話を伺っております」「予々拝見しておりました」のように、丁寧な言葉と組み合わせると落ち着いた印象になります。
- 予々お会いしたいと思っておりました。
- お名前は予々伺っております。
- 予々関心を持っていた分野です。
- その件については予々承知しております。
このように、予々は「以前からそうだった」ことを丁寧に示すときに役立ちます。
「お噂は予々伺っております」の意味
「お噂は予々伺っております」は、「あなたのお話は以前から聞いております」という意味です。初対面の相手に対して、相手の存在を前から知っていたことを丁寧に伝える表現として使われます。
たとえば、相手の活動や実績を前から知っていた場合は「ご活躍は予々拝見しておりました」とすると、より好意的で失礼のない印象になります。
予々の意味と似た言葉の違い

予々には、似た意味を持つ言葉がいくつかあります。どれも「以前から」に近い意味を持ちますが、使う場面や伝わる印象が少しずつ異なります。
予々とかねがねの違い
予々と「かねがね」は、基本的に同じ読み方・同じ意味です。違いは表記の印象にあります。ひらがなの「かねがね」は柔らかく読みやすい一方、漢字の「予々」は少し古風で、文章に重みを出したいときに向いています。
| 表記 | 使いやすい場面 | 印象 |
|---|---|---|
| 予々 | 改まった文章、丁寧なあいさつ | 古風、格式がある |
| かねがね | 会話、手紙、読みやすさを重視する文章 | 自然、やわらかい |
読みやすさを優先するなら「かねがね」、落ち着いた雰囲気を出したいなら「予々」と考えると使い分けやすくなります。
予々と常々の違い
予々と混同しやすい言葉に「常々」があります。常々は「普段から」「日頃から」という意味で、習慣的に思っていることや、いつも感じていることを表します。一方、予々は「以前から」という時間の流れに重点があります。
- 予々お会いしたいと思っていました。以前から会いたかったという意味。
- 常々健康には気をつけています。日頃から気をつけているという意味。
つまり、予々は過去から現在まで続く思い、常々は普段の習慣や考えを表す言葉です。
予々の意味を踏まえた言い換えと注意点

予々は便利な言葉ですが、やや硬い表現でもあります。相手に合わせて言い換えることで、文章や会話がより自然になります。
予々の類語と言い換え表現
予々を別の言葉に言い換えるなら、「以前から」「前々から」「かねてより」「かねてから」などが使えます。場面に合わせて選ぶと、伝えたい印象を調整できます。
| 言い換え | 向いている場面 | 例文 |
|---|---|---|
| 以前から | 日常的な説明 | 以前から興味がありました。 |
| 前々から | 少しくだけた会話 | 前々から気になっていました。 |
| かねてより | 改まった文章 | かねてより準備を進めております。 |
| かねてから | 丁寧な会話や文章 | かねてから検討していました。 |
予々を使うときの注意点
予々は丁寧な印象を与えますが、使いすぎると文章が硬くなります。また、相手との距離が近い場面では、少しよそよそしく聞こえることもあります。自然に伝えたい場合は、ひらがなの「かねがね」や「以前から」を選ぶと読みやすくなります。
特に案内文やあいさつ文では、読み手に負担をかけないことも大切です。漢字表記にこだわりすぎず、相手に伝わる形を選びましょう。
予々の意味のまとめ
予々は「かねがね」と読み、意味は「以前から」「前々から」「かねてより」です。相手に対して、前から思っていたことや聞いていたことを丁寧に伝えるときに使います。
- 予々の読み方は「かねがね」。
- 意味は「以前から」「前々から」。
- 改まった場面や丁寧なあいさつに向いている。
- 常々は「日頃から」という意味で、予々とは重点が異なる。
- 読みやすさを重視するなら「かねがね」や「以前から」も使いやすい。
予々は、正しく使うと落ち着いた印象を添えられる言葉です。意味だけでなく、相手や場面に合う表記を選ぶことで、より自然で伝わりやすい文章になります。

