
「はとこ」と「いとこ」、親戚づきあいの場でふと出てくるのに、いざ説明しようとすると迷いませんか。
「続柄としての違いは?」「何親等なの?」「再従兄弟って結局なに?」「いとこちがいは別物?」「従甥・従姪との関係は?」「英語だとどう言う?」──このあたりが曖昧だと、結婚式の席次や香典袋の表書き、家系図づくり、相続の話題などで不安になりがちです。
この記事では、はとこといとこの違いと意味を軸に、親等や続柄の数え方、従兄弟・従姉妹との関係、いとこちがい(従甥・従姪)との混同ポイント、英語表現、使い方と例文まで、まとめて整理します。
- はとこといとこの意味の違いと結論
- 親等と続柄の整理で迷わない見分け方
- 英語表現や言い換えでの伝え方
- 会話や文章で使える例文と注意点
はとこといとこの違い
ここでは最初に、混乱しやすい「はとこ」と「いとこ」の違いを、意味・使い分け・英語表現の3点で整理します。親等や続柄の話にも触れつつ、日常会話で迷わない判断軸を作りましょう。
結論:はとこといとこの意味の違い
結論から言うと、いとこは「自分の父母の兄弟姉妹の子(同世代)」、はとこは「自分の祖父母の兄弟姉妹の孫同士(同世代)」の関係です。
言い換えると、いとこは「親が兄弟姉妹」、はとこは「祖父母が兄弟姉妹」。ここが最重要ポイントです。
| 用語 | 関係の要点 | よくある言い方 | 親等(一般的な目安) |
|---|---|---|---|
| いとこ | 父母の兄弟姉妹の子 | 従兄弟・従姉妹 | 4親等 |
| はとこ | 祖父母の兄弟姉妹の孫同士 | 再従兄弟(またいとこ) | 6親等 |
- 「はとこ」は漢字で書くと「再従兄弟(再従姉妹)」と表すことが多く、口語では「またいとこ」と言われることもあります
- 「いとこの子」を「はとこ」と呼ぶのは混同の典型例です(世代がズレるため別の呼び名になります)
はとこといとこの使い分けの違い
使い分けはシンプルで、「親の世代」でつながるならいとこ、「祖父母の世代」でつながるならはとこです。
ただし、実生活では年齢差が大きい親戚もいるため、「同世代かどうか」だけで判断するとズレることがあります。迷ったときは、どこで血筋が合流するか(親か、祖父母か)を確認するのが確実です。
- 親同士が兄弟姉妹 → いとこ
- 祖父母同士が兄弟姉妹 → はとこ
- 「いとこの子」「いとこちがい」は別枠になりやすいので要注意
会話では「親戚の子」とまとめてしまっても通じますが、説明が必要な場面(プロフィール、家系図、式典の紹介など)では、いとこ/はとこを正確に言い分けたほうが誤解が減ります。
はとこといとこの英語表現の違い
英語では、いとこは一般的にcousin、はとこはsecond cousinと表現されるのが基本です。
日本語は「いとこ」「はとこ」と単語が分かれていますが、英語は「cousin」を中心に、距離感(first/second)や世代差(removed)で細かく分けます。
- いとこ:cousin(状況により first cousin と説明することもあります)
- はとこ:second cousin
- 世代がズレる親戚:once removed などが付く場合があります
きっちり説明したいときは、「second cousin(はとこ)」のように日本語を添えると、誤解が起きにくくなります。
はとことは?
ここでは「はとこ」という言葉そのものを、意味・使う場面・語源・類義語と対義語の観点から掘り下げます。「またいとこ」「再従兄弟」との関係も整理して、用語のモヤモヤを解消しましょう。
はとこの意味や定義
はとこは、一般に「祖父母が兄弟姉妹である者同士(同世代の親族関係)」を指します。自分の親から見ると「いとこ」の関係にある相手の子が、自分にとってのはとこ、という捉え方をするとイメージしやすいです。
漢字では再従兄弟(再従姉妹)と書かれることが多く、口語では「またいとこ」と呼ばれることもあります。どれも指している関係はほぼ同じです。
ポイントは、いとこより一段遠い「同世代の親戚」であること。近い親戚として一緒に遊ぶこともあれば、家系が広いと「名前は聞くけど会ったことは少ない」くらいの距離感になることもあります。
はとこはどんな時に使用する?
「はとこ」を使うのは、親戚関係を正確に説明したい場面が中心です。日常会話では「親戚」とまとめても困らないことが多い一方、紹介の精度が求められる場面では「はとこ」が役立ちます。
- 家系図や親族関係を説明するとき
- 冠婚葬祭での続柄の説明(席次や紹介文など)
- 書類で親族関係を記載するとき(提出先の指示がある場合)
- 海外の人に親戚関係を説明するとき(second cousin と対応しやすい)
- 「いとこの子」をはとこと言い切ると、視点(誰から見た続柄か)によっては誤りになります
- 書類提出などの場面では、提出先の定義やルールに従うのが安全です
はとこの語源は?
はとこは、親族の呼称を細かく分ける日本語の中で、「いとこよりも一段遠い同世代の親戚」を示すために使われてきた言葉です。表記としては「再従兄弟(再従姉妹)」が対応し、「再(もう一段)」という感覚が、いとこより距離があることをよく表しています。
現代の会話では「またいとこ」という言い方も一般的で、こちらは「もう一つ先のいとこ」というニュアンスが直感的です。どちらの言い方でも意味が伝わる場面が多いですが、文章としては「再従兄弟(はとこ)」のように併記すると親切です。
はとこの類義語と対義語は?
はとこは「続柄(親族関係)」を指す言葉なので、対義語(反対語)がきれいに成立しにくいタイプです。一方で、近い意味の言い換え・関連語はあります。
- 類義語・言い換え:再従兄弟(再従姉妹)、またいとこ
- 関連語:親戚、親類、血族、親族
- 対義語:明確な対義語は作りにくい(関係性の語のため)
「遠い親戚」のような表現で距離感を示すことはできますが、関係を厳密に言うなら「はとこ」を使うほうが誤解が少なくなります。
いとことは?
ここからは「いとこ」について、定義・使うシーン・言葉の由来・類語や対義語まで整理します。いとこは頻出ワードだからこそ、基本を押さえるだけで親族関係の説明が一気にラクになります。
いとこの意味を詳しく
いとこは、一般に「自分の父または母の兄弟姉妹の子」を指します。漢字では従兄弟(従姉妹)と書かれ、性別によって「従兄」「従弟」「従姉」「従妹」のように表すこともあります。
家族構成にもよりますが、年齢が近い場合はきょうだいのように育つこともあり、親戚の中では比較的近い存在として扱われやすい関係です。
いとこを使うシチュエーションは?
いとこは日常会話でもよく使う言葉で、「親戚の中での続柄」を説明する時に最も登場しやすい部類です。会話でも文章でも通用し、汎用性が高いのが特徴です。
- 家族の話題で親戚関係を説明するとき
- 結婚式や葬儀などで紹介するとき
- 親族の集まりで関係性を整理するとき
- 英語圏の人に説明するとき(cousin)
きちんと書き分けたい場面では、親より年上のきょうだいの子か、年下のきょうだいの子かに応じて、「従兄/従姉」などの漢字表記を選ぶこともあります。ただ、会話や一般的な文章では「いとこ」で十分伝わります。
いとこの言葉の由来は?
いとこは古くから使われてきた親族呼称の一つで、現代でも生きている言葉です。漢字では「従兄弟(従姉妹)」の形で、直系(親子)ではなく、傍系(きょうだい筋)に従ってつながる関係を示すニュアンスがあります。
日常的にはひらがなの「いとこ」が最も自然で、読みやすさも高いので、当サイトでも基本はひらがな表記を推奨しています。
いとこの類語・同義語や対義語
いとこにも、類語(同義語)や関連語はありますが、はとこと同様に「対義語」は成立しにくいタイプです。
- 類語・同義語:従兄弟、従姉妹、cousin
- 関連語:親戚、親類、親族、血族
- 混同されやすい語:いとこちがい(従甥・従姪)、はとこ(再従兄弟)
親族呼称は「誰から見た続柄か」で名称が変わりやすいので、混同が起きたときは家系図を簡単に書いて確認するのが一番確実です。
はとこの正しい使い方を詳しく
ここでは「はとこ」を会話や文章で自然に使うために、例文と言い換え、使い方のコツ、間違いやすい表現までまとめます。親戚関係の話題は誤解が生まれやすいので、伝え方の工夫が大切です。
はとこの例文5選
はとこは、説明が必要な場面ほど役に立つ言葉です。以下は自然な例文です。
- 週末に祖父の実家へ行ったら、はとこ家族も集まっていてにぎやかだった
- 家系図を作っていたら、学生時代に仲が良かった子が実ははとこだと分かった
- 海外の友人に親戚関係を説明するとき、はとこはsecond cousinと言うと伝わりやすい
- 結婚式の紹介文で、はとこ(再従兄弟)として名前を載せてもらった
- 親戚の呼び方は地域や家によって違うこともあるので、はとこ関係は念のため確認している
はとこの言い換え可能なフレーズ
「はとこ」が通じにくい相手や、より丁寧に説明したい場面では、言い換えが便利です。
- またいとこ
- 再従兄弟(再従姉妹)
- 祖父母がきょうだい同士の親戚
- (英語)second cousin
文章では「再従兄弟(はとこ)」のように併記すると、読み手の理解が一気に進みます。
はとこの正しい使い方のポイント
はとこを正しく使うコツは、「祖父母世代でつながる同世代」という軸を外さないことです。ここがズレると、いとこちがい(従甥・従姪)や、単なる遠縁と混ざって混乱します。
- 迷ったら「親が兄弟姉妹=いとこ」「祖父母が兄弟姉妹=はとこ」で整理する
- 「誰から見た続柄か」を必ず意識する(自分視点か、子ども視点か)
- 正式な場は「再従兄弟(はとこ)」のように補足を入れると親切
はとこの間違いやすい表現
はとこで特に多い間違いは、「いとこの子」をはとこと呼んでしまうパターンです。これは「同世代っぽい」「年齢が近い」といった体感で判断してしまうと起きやすい誤解です。
- 「いとこの子」=自分から見れば世代がズレるため、はとことは限りません
- 「はとこ」と「遠い親戚」を同じ意味で使うと、関係の精度が落ちます
いとこを正しく使うために
最後に「いとこ」を正しく使うための実践編です。例文・言い換え・使い方のコツ・間違った使い方を確認して、会話でも文章でも迷わない状態に整えます。
いとこの例文5選
いとこは日常会話で登場しやすい分、さらっと自然に使えることが大切です。
- 夏休みは毎年いとこの家に泊まりに行っていた
- いとこ同士で年齢が近いから、子どもの頃はきょうだいみたいに遊んだ
- 久しぶりにいとこに会ったら、もう子どもがいて驚いた
- 家族の話をするとき、いとこが多いと説明が少し大変だ
- 英語ではいとこはcousinと言えばだいたい通じる
いとこを言い換えてみると
「いとこ」を言い換えるときは、相手や場面に応じて表現の粒度を調整します。
- 従兄弟/従姉妹(文章で丁寧にしたいとき)
- 父(母)のきょうだいの子(説明を優先したいとき)
- (英語)cousin
親族呼称の漢字は迷いやすいので、漢字に自信がない場合は「いとこ」とひらがなで書くほうが安全です。
いとこを正しく使う方法
いとこを正しく使う最大のコツは、「親が兄弟姉妹」という関係を確認することです。ここさえ押さえておけば、はとこや、いとこちがいとの混同が激減します。
- 親同士が兄弟姉妹なら、その子同士は「いとこ」
- 説明が必要なら「父(母)の兄弟姉妹の子」と補足する
- 親族呼称で迷ったら、当事者に確認するのが最も確実
親戚関係の漢字表記(例:伯母/叔母)も含めて丁寧に書きたい場合は、当サイトの関連記事も参考にしてください。「伯母」と「叔母」と「小母」の違いと意味・使い方や例文
いとこの間違った使い方
いとこでよくある誤りは、範囲を広げすぎることです。例えば「遠い親戚は全部いとこ」と言ってしまうと、関係の説明としてはかなり雑になってしまいます。
- 「親戚の子」=必ずしもいとこではない(親のいとこ、いとこの子などは別関係)
- 「はとこ」を「いとこ」と言い換えると、説明の精度が落ちることがある
まとめ:はとこといとこの違いと意味・使い方の例文
最後に、はとこといとこの違いをもう一度シンプルにまとめます。
- いとこ:父母の兄弟姉妹の子(同世代)
- はとこ:祖父母の兄弟姉妹の孫同士(同世代)
- 英語は、いとこ=cousin、はとこ=second cousinが基本
- 混同しやすいのは「いとこの子」や「いとこちがい」なので、視点(誰から見た続柄か)を確認する

